「東京」駅八重洲口前の大規模再開発「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」着工

2019年1月22日

「東京」駅八重洲口前の再開発の中心

「東京」駅八重洲口周辺では現在、「東京駅前八重洲一丁目東地区」、「八重洲二丁目北地区」、「八重洲二丁目中地区」の3つの再開発事業が進行中だ。2018(平成30)年12月、これらの再開発事業エリアの中央に位置する「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」が着工を迎えた。
「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」は地上45階地下4階のA-1街区と地上7階地下2階のA-2街区で構成され、2022年8月の完成を目指している。

外観イメージパース(A-2街区)画像出典:「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」着工

外観イメージパース(A-2街区)
画像出典:「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」着工

ホテルやバスターミナルも設置され、観光の拠点に

A-1街区はオフィスやショッピング施設が入るほか、地下には6バースを持つバスターミナルが設けられる。最終的には周辺の再開発事業で同様に整備されるバスターミナルと一体的に運用され、「東京」駅八重洲口周辺に点在する高速バスやリムジンバスの乗り場が集約される予定だ。A-1街区の40~45階は「ブルガリホテルズ&リゾーツ」の日本初進出ホテル「ブルガリホテル東京」となる。大規模バスターミナルと国際水準のサービス提供を行うホテルが併設されることで、海外から訪れる観光客の拠点としても機能することになる。
A-1街区の低層部には「中央区立城東小学校」が入るほか、A-2街区には認定こども園も設けられることになっており、地域の子育て・教育機能も担う。
地下1階でJR「東京」駅と接続するほか、隣接する「八重洲二丁目中地区」の再開発の完成後は東京メトロ銀座線「京橋」駅まで地下1階でアクセスが可能となり、幅広い人々の利便性の向上が期待される。

バスターミナル・地下歩行者ネットワーク整備イメージ画像出典:「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」着工

バスターミナル・地下歩行者ネットワーク整備イメージ
画像出典:「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」着工

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■参考■
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2018/1203_02/download/20181203.pdf

■開発種別:再開発
■エリア:東京都中央区
■完成時期:2022年8月
■事業主体:三井不動産株式会社