相鉄からJR線への相互乗り入れで、渋谷・新宿が直通化

2013年11月7日

JR線と東急線、ふたつの直通乗り入れ計画を持つ相模鉄道

相模鉄道は、横浜〜海老名間(本線)と二俣川〜湘南台間(いずみ野線)の二路線からなる神奈川県の鉄道で、沿線に開発された市街地と「横浜」駅を結ぶ地域の鉄道というイメージがあったが、新たな相互乗り入れ計画よりそのイメージが大きく変わるかもしれない。JRと相模鉄道の相互乗り入れは相模線「西谷」駅とJR東海道貨物線の「横浜羽沢」駅付近に2.7kmの連絡線と「羽沢」駅(仮称)を新たに設け、JRと相模鉄道の直通運転を実現しようという計画だ。当初は2015(平成27)年度内に完成予定だったが、計画、工法の変更により3年遅れ2018年度の開通予定となった。

 

二俣川から新宿までが乗り換えなしで44分!

02・03新駅路線図

この直通線はJR東海道貨物線とJR横須賀線を経由して新宿方面への運転が計画されており、完成すれば横浜市西部や神奈川県央部と、渋谷や新宿といった東京都心部が直接結ばれる。乗り換えの必要がなくことで所要時間も大幅に短縮される見込みで、たとえば相鉄線二俣川駅~新宿駅間の所要時間が、現在の55分から15分短縮され44分となる計画。運行頻度は朝のラッシュ時間帯は1時間に4本程度、日中は2〜3本程度の見込みだ。

また、この事業に並行して東横線と相模鉄道の乗り入れ工事も行われる。こちらの工事は新設される「羽沢」駅(仮称)と東急東横線「日吉」駅間に地下連絡線を作る計画だ。

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■参考■

http://www.chokutsusen.jp/index.html

http://www.chokutsusen.jp/index.html

http://www.chokutsusen.jp/images/20130423.pdf

http://www.sotetsu.co.jp/news_release/130423_02.pdf

 

■開発種別:新線・新駅
■エリア:神奈川&東京 相鉄線西谷駅〜JR東海道貨物線横浜羽沢駅
■完成時期:相鉄・JR直通線が2018年度
■事業主体:相模鉄道
■営業主体(整備主体):(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構