有明地区には5つの会場が設けられ、そのうち4つは新設される予定だ。
まずバレーボール競技会場となる「有明アリーナ」は恒久施設として建設され、大会後も様々な室内競技大会やイベントを行うことができる大規模体育館となる予定。バレーボールの国内リーグの会場となることが計画されているほか、インドアスポーツやエンターテインメント会場としても、多くの観客で賑わうスポットになりそうだ。
一方、自転車競技会場の「有明BMXコース」と「有明ベロドローム」、体操競技の「有明体操競技場」は仮設会場として建設され、大会後は撤去もしくは移設される予定だ。競技場建設予定地の有明北地区は、臨海副都心部の開発計画のなかで住宅用地、商業用地として指定されているエリアも多く、将来的にはオリンピックにちなんだ商業施設やマンション開発などが行われる可能性もある。競技場予定地ともほど近い2-1街区でも開発事業者が決定し、住宅開発が進もうとしている。
また、テニス競技の「有明テニスの森」は既存施設に恒久工事を加えて使用される予定だ。日本におけるテニス競技のメッカとして将来的にも賑わっていくことになりそうだ。
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■参考■
http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/rinkai/shisetsu/arik/
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